2025/02/12

海外在住者向けのおすすめオンライン診療サービス3選をご紹介!料金や使い方を解説

海外在住者向けのおすすめオンライン診療サービス3選をご紹介!料金や使い方を解説

海外生活中にお子様が急に具合が悪くなったら、と考えるだけでとても不安になりますよね。しかし、日本語対応のクリニックを見つけるのはとても難しいのも事実です。

特に小さなお子様がいるご家庭や、現地の言語に慣れていない方には、海外生活において日本語でのオンライン診療サービスは強い味方になってくれます。

この記事では、駐在員や海外在住者に最適なオンライン診療サービスについて、詳しく解説していきます!

海外オンライン診療に掛かる料金相場

まずは一番気になる料金相場から解説していきます。

オンライン診療サービスでかかる費用の平均としては、以下をご覧ください。

・診察料:平均6,000円
・手数料:平均2,500円
・お薬代(+送料)
※薬の料金は処方薬により変動します

以下は現在主要な海外オンライン診療サービス・相談サービスの料金比較表です。

値段やサービス内容を比較して、もしもの備えの参考にしてくださいね。

サービス名 診療料金 処方薬配送 備考
御用聞きdr. ¥6,000~ 対応

別途 ¥2,000~

日本人医師対応
・薬の海外配送対応
・診療時間内ならどんな相談も可能
MEDIFELLOW 改訂中 非対応 24時間対応
・法人契約可能
・1万件以上の実績あり
ヨクミル ¥3,300~ 非対応 専門医が充実
・産婦人科相談可能
・服薬指導可能

駐在員・海外在住者でも、日本のオンライン診療を受けられるの?

海外オンライン診療の相場はわかりましたか?

海外在住でも日本の医療サービスが受けられるなんて驚きですよね。

しかし、実は表以外にも、海外オンライン診療サービスは徐々に増えてきています。事前に費用などを調べておくことで、健康維持につながります。

オンライン診療のメリットを詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしみてください。

駐在員・海外在住者がオンライン診療可能な症状一覧

料金まで紹介したところで、お次は一般的にオンライン診療で診療可能な症状を解説していきます。

オンライン診療では、触診が出来ないため、ご自身で症状の説明をする必要があります。

オンライン診療を受ける前に、医師に相談したい内容をメモしておくと良いでしょう。

それでは解説していきますね。

項目 症状 対応可否 備考
内科 めまい
発熱
頭痛
下痢
喉痛
軽度の感染症
慢性習慣病 糖尿病・肥満
精神科 アレルギー
不眠症
幻覚・幻覚
うつ病
社会不安症
皮膚科 湿疹
水虫
肌トラブル
巻き爪 痛み止めの処方のみ
アトピー
ニキビ
ひび割れ
関節痛
外科 骨折 痛み止めの処方のみ
捻挫 痛み止めの処方のみ
打撲 痛み止めの処方のみ
手術全般 ×
救急科傷 アフターフォロー可
婦人科 PMS・生理痛
産婦人科 つわり 相談可

このように、子供の健康相談などにも対応している医療機関が多いです。

各国の日本語対応クリニックについては別記事で紹介していますのでぜひご覧ください。

表の項目にはないですが、妊娠中の過ごし方や、処方薬の服薬指導に関する相談サービスも多くみられました。利用目的に合った医療機関を探してみてください。

また、緊急事態の場合は、現地の病院を併せて利用すると良いでしょう。

オンライン診療後の処方薬について

オンライン診療後の処方薬について実は個人で処方薬を手配するのは大変難しく、税関で怪しまれやすいのはご存じですか?

しかし、サービスによっては、日本の処方薬を現地の自宅まで配送してくれることがあります。

ここからはオンライン診療サービスを活用した際の処方薬の受け取り方について解説していきます。処方薬は、以下のような手順で配送されます。

  • 薬の内容確認と料金案内:診療後、処方薬の内容と料金が案内されます。
  • 現地での通関手続き:薬が海外に送られる際、関税や通関の手続きが必要になる場合があります。
  • 配送時の注意点:天候や交通状況によっては遅延が発生する可能性があります。

配送についての詳細や料金は、利用するサービスによって異なるため、事前に確認しておきましょう。

[処方薬を600gと想定した場合のEMS送料]

送料
中国・韓国・タイ・台湾 1,600円
オーストラリア・カナダ 3,400円
アメリカ 4,180円

処方薬の受け取り方についてはこちらの記事をご覧ください。処方薬の記事

海外から日本語でオンライン診療には御用聞きDr.がおすすめ!

ここからは御用聞きdr.というオンライン診療サービスを使った場合の流れを解説していきます。

御用聞きdr.は公式LINE一つで日本人医師との診療~薬の処方までが完結する、便利なサービスです。

それでは解説していきます。

①公式LINEを登録する

まず、利用するオンライン診療サービスの公式LINEを登録します。

登録はこちら→御用聞きdr.公式LINE

登録すると、メッセージと一緒に初回2,000円OFFクーポンが配布されました。

②予約

続いて予約していきます。メッセージ画面の下に、[受信予約]ボタンが用意されているのでこちらを押します。

 

すると、予約確定のためのやり取りが始まります。

 

これで予約は完了です!ここまでとても簡単で驚きました。

 

③問診票記入

予約が完了すると、すぐに問診票のフォームが届くので、診療日までに記入を済ませます。

 

④テレビ電話開始

診療日当日になると、メッセージと一緒に通話のリクエストが届きました。

このビデオ通話で症状の相談を済ませます。

 

ビデオ通話が終わると、お支払いの明細が届きました。

症状にあった薬を処方していただき、こちらの金額になりました。

以前診療を受けた現地の病院ではもっと高くついたので、意外と安くて驚きました。

⑤お支払い

明細が送られてきたらお支払いに移ります。

お支払いは銀行振り込みか、決済ツールWiseのどちらかを利用します。

処方薬の受取診療内容に基づいて処方された薬は、現地の自宅に届きます。

配達状況はオンライン追跡可能で、私の手元には5日ほどで届きました。

駐在員・海外在住者のオンライン診療の注意点

通信環境・デバイスの用意

オンライン診療をスムーズに行うためには、安定したインターネット環境と、適切なデバイス(スマートフォンやPC)が必要です。

通信環境が不安定だと、診療が中断される可能性がありますので事前に確認しておきましょう

オンライン診療には適していない病気がある

診療の内容によっては、オンライン診療が不向きな場合があります。

・緊急性が高い病気
・手術が必要なほどの大きな外傷

上記の場合は特に現地の病院での診療が推奨されます。

家の近くに日本語対応のクリニックがあるか、調べておくと安心ですね。

時差

盲点になりがちですが、日本と現地の時差を考慮して診療の予約時間を設定しましょう。

診療が深夜や早朝になる場合は、事前に医師と調整すると良いでしょう。

まとめ

オンライン診療は、駐在員や海外在住者にとって便利で安心なサポート役になるはずです。

今回の記事を参考に、お子様やご自身のもしもに備えておきましょう。