これからロサンゼルスに駐在する方や、すでに住んでいる方にとって、現地の生活環境や医療事情は気になるポイントです。
慣れない土地での生活では、体調を崩すこともあるかもしれません。
この記事では、ロサンゼルスの基本情報、医療レベル、日本語対応病院、さらには病気になったときの対処法について詳しく解説していきます。
ロサンゼルスの医療レベル
ロサンゼルスは日本人が多く住んでいて、日本人にとってとても暮らしやすい街です。しかし、住むうえで気になるのが医療面ですよね。アメリカの医療制度は日本とは異なるため、日本人にとってどれくらい利用しやすいのか気になるところです。
まず、ロサンゼルスの医療レベルは非常に高く、世界的に有名な病院や専門医が集まっています。最新の医療技術や治療法が受けられる環境が整っており、医療の質に関しては非常に安心できます。
総合的に見ると、ロサンゼルスは医療レベルが高く、日本人にとっても利用しやすい環境が整っています。ただし、医療保険の内容をよく確認し、いざという時に備えておくことが大切です。
では詳しく解説していきますね。
LA(ロサンゼルス)の医療事情
ロサンゼルスの医療レベルは非常に高く、世界的に有名な医療機関や先端技術を誇る病院が多数存在します。
たとえば、UCLAメディカルセンターやシダーズサイナイ病院は、全米でもトップクラスの医療施設として知られています。
一方で、アメリカの医療費は高額で、治療費が数千ドルに及ぶことも珍しくありません。
駐在員であれば企業が提供する保険、または渡航前に手配した海外旅行保険や国際医療保険を利用することで、大部分の医療費をカバーすることができます。
ロサンゼルスの医療の特徴
前提として、ロサンゼルスでは日本のように、風邪などの軽い症状で病院に行くという文化がありません。まずは現地の薬局に行くという方が多いです。
その他にも下記のょうな特徴があります。
待ち時間がとにかく長い
ロサンゼルスでは、医療機関の予約が必須です。
特に専門医の診察には数週間から数ヶ月待つこともありますので事前に準備しましょう。
専門医へのアクセス
通常、一般医(日本で言うかかりつけ医)を通じて、必要に応じて専門医への紹介が行われます。
専門医では、ハイクオリティな治療を受けられる代わりに、費用が割高にります。
救急医療の充実
緊急時には救急車(911)やER(Emergency Room)を利用できます。
ただし、これらも費用が高額になる場合が多く、平均で1200ドル~1300ドルかかります。
医療に関してだけでも、日本とは違う文化や価値観があります。
これらを事前に把握しておくことで、健康維持に役立てましょう。
ロサンゼルスの日本語対応病院
ロサンゼルスには、日本語で対応してくれる病院がいくつかあります。
言葉の壁を感じることなく診察を受けられるので、特に英語での医療用語に不安がある方におすすめです。
以下に、日本語対応病院の情報を表にまとめました。
New Sunrise Clinic
東京出身の認定家庭医が展開する内科・循環器の病院です。
一般的な診療がメインで健康診断なども担っています。
クリニックは無料駐車場なども完備されており、通いやすいクリニックです。
項目 | 内容 |
診療科目 | 循環器、内科 |
住所 | 2600 W Pico Blvd, #105, Los Angeles, CA 90006 |
医師名 | ピーター・タカユキ・アライ |
連絡先 | 213 – 388 – 2722 |
公式サイトURL | 公式サイトはこちら |
Suzuki Clinic
内科全般の診療を担い、プライマリケアを中心に診療を展開しています。
ロサンゼルスでの生活に密着して適切なアドバイス、処置、ケア介入を行ってくれます。
項目 | 内容 |
診療科目 | 内科 |
住所 | 2325 Torrance Blvd, Torrance, CA 90501 |
医師名 | 鈴木朗子 |
連絡先 | 310 – 326 – 5661 |
公式サイトURL | 公式サイトはこちら |
Osato Medical Clinic
内科を中心に全人的な診療をコンセプトとして展開しているクリニックです。
20年余りの実績があり、ロサンゼルス在住の日本の方の健康を支えて貢献しています。
「権利」の尊重を掲げる大里医師は、常に患者様の意志を主体として診療にあたっています。
項目 | 内容 |
診療科目 | 総合内科、肝臓内科、消化器内科 |
住所 | 2860 Sepulveda Blvd, Torrance, CA 90505 |
医師名 | 大里雅治 |
連絡先 | 310 – 534 – 8200 |
公式サイトURL | 公式サイトはこちら |
Fujiwara Medical Group Inc.
急性期疾患にも迅速な対応で、24時間受付可能です。
一般内科はリトル東京に位置し、ロサンゼルスの日本人街での開院なので安心です。
項目 | 内容 |
診療科目 | 総合内科、心療内科 |
住所 | 5300 Whittier Blvd, East Los Angeles, CA, 90022 |
連絡先 | 213 – 680 – 0355 |
公式サイトURL | 公式サイトはこちら |
MemorialCare Long Beach Medical Cente
救急医療を構える総合病院です。施設内はショップなどが充実し、ベット数も最大級です。急な体調不良にも心強い病院です。
日本語通訳サービスがあるので、かかりやすい配慮があります。
項目 | 内容 |
診療科目 | 総合診療、救急医療 |
住所 | 2801 Atlantic Ave, Long Beach, CA 90806 |
連絡先 | 562 – 933 – 2000 |
公式サイトURL | 公式サイトはこちら |
ロサンゼルスでもし病気になったら
もしもロサンゼルスで病気になったら、以下のような方法で対処しましょう。
1. 医療保険の確認
アメリカでは医療費が非常に高額なため、保険の内容を事前に確認しておくことが重要です。
医療保険が適用される病院や治療内容、自己負担額を把握しておきましょう。
2. 症状に応じた対処法
・軽い症状(風邪、頭痛など)の場合
近所の薬局(Pharmacy)で市販薬を購入しましょう。薬剤師に相談することも可能です。
CVSファーマシーは、LAだけでなく、アメリカ全体で人気がある薬局です。
24時間営業の店舗や、ドライブスルーができる店舗があるのが特徴です。アメリカでは、薬局のスタッフが相談に乗ってくれることが多いですので、軽い症状の時には、まずは薬局に行ってみてくださいね。
・持病や長引く症状の時
英語が得意でない方は日本語対応病院やオンライン診療サービスを利用しましょう。
予約必須な病院が多いため、事前に確認しましょう。
・緊急時
911に電話して救急車を呼びます。
救急車やERの利用には高額な費用がかかる可能性があるので、保険でカバーされるか確認しておくことをおすすめします。
3. オンライン診療の活用
時間や場所に制約がある場合、日本語対応のオンライン診療を活用すると便利です。
自宅から医師と相談でき、処方箋の発行やアドバイスが受けられるため、駐在生活中の健康管理に役立ちます。
登録しておくだけでも、精神的な支えになってくれるかもしれません。
海外在住者向けのオンライン診療サービスに一つである「御用聞きDr.」 は非常に便利です。
特に日本語対応で、専門医と直接相談できる点が評価されています。
御用聞きDr.の特徴
- 完全日本語対応:問診から処方箋の発行まで、日本語で安心してやり取りが可能。
- 診療の幅広さ:一般内科や消化器内科だけでなく、心療内科や小児科の相談も対応可能。
- 診断書の発行:オプションで診断書の発行も可能。必要書類が簡単に手に入ります。
- 時間や場所の制約がない:仕事や家事の合間にも利用できる柔軟性。
- 処方宅の手配:医師に処方された日本の薬を自宅まで届ける。手間なく、処方薬を手に入れられます。
「御用聞きDr.」は駐在員やその家族、留学生に特化したオンライン診療サービスとして、多くの方に利用されています。
公式LINEを追加するだけでこれらのサービスを受けられることは魅力的なポイントの一つです。
まとめ
ロサンゼルスでの生活をスムーズに始めるためには、現地の医療事情や日本語対応病院の情報を把握しておくことが大切です。
慣れない環境での病気や体調不良に備え、オンライン診療サービスの利用も検討してみてください。
特に「御用聞きDr.」のようなサービスは、駐在員の方々にとって心強い味方となります。
健康に不安を感じた際は、この記事の情報を参考にして、安心できる医療サポートを受けてくださいね。