2025/02/26

オーストラリア・メルボルンのおすすめ日本語対応病院をご紹介!メルボルンの医療事情も合わせて解説

オーストラリア・メルボルンのおすすめ日本語対応病院をご紹介!メルボルンの医療事情も合わせて解説

メルボルンに留学や仕事で住み始めたばかりという人にとって、病気やケガを負ったらどうするか?不安に思う人は多いでしょう。

重病ではなく単なる風邪だと思えても、英語力によっては医師に正しく伝わらない場合があります。

本記事ではまだ現地の状態に慣れがなく語学も確かではない方に、メルボルンの医療情報や日本語対応の病院情報、そして「御用聞きDr.」のようなオンライン診療サービスについて解説します。

オーストラリア・メルボルンの医療レベル

オーストラリアのメルボルンの医療レベルは、日本と同等といってもいいでしょう。

難易度の高い手術を受けるために、日本から渡航する人がいるぐらいのハイレベルなドクターがいるだけでなく、医療設備も充実しています。

メルボルンではホームドクター制度で診察、治療が行われています。

通常具合が悪い程度であれば、最初に一般開業医(General Practitioner-GP)に予約を取り診てもらうのが通例です。

その後必要に応じて専門医(Specialist)、病院(Hospital)と段階が上がっていく形で診察、治療という流れで診察、治療を行うことになります。

開業医から専門医、病院ともドクターの知識、経験そして設備が整い、清潔な環境で治療が受けられる医療先進国のオーストラリアの大都市らしいレベルの高い医療が受けられます。

国民皆保険制度(Medicare)

オーストラリアには公的医療保険制度「Medicare」があり、メルボルンでもその適用が受けられます。

これにより基本的な医療サービスを無料、リーズナブルな料金で受けることが可能です。

ただし公的医療保険制度加入「Medicare」するには条件があります。

・オーストラリアの市民権を保有している

・オーストラリアの永住権保持者

この2つの条件を満たしていなければなりません。

もし「Medicare」の利用条件を満たしていない場合は、海外留学生向けの医療保険「OSHC」に加入するといいでしょう。

「OSHC」は、民間医療保険会社大手6社が取り扱っているサービスです。オーストラリアの学生ビザを保持していれば加入することができます。

長期的に加入できる民間医療保険であり、学生ビザを申請する留学生は「OSHC」に加入することが義務付けられています。

「OSHC」に加入していれば、病院での医療費の100%、それ以外であれば85%までカバーされます。ただし医療費の基準額を超えた場合は差額が本人負担です。

通常の病気やケガの場合は保険でカバーしてもらえますが、歯科治療は保険外です。メルボルンでは歯の治療費が高いことから、日本でしっかり治療をしてから渡航するようにしましょう。

医療機関の種類と利用方法

ここでは医療機関の種類と利用方法について解説していきます。

メルボルンの医療は一般開業医(General Practitioner-GP)、専門医(Specialist)、病院(Hospital)に分かれています。

一般開業医(General Practitioner-GP)
風邪などの病気やケガの場合は、まず一般開業医を訪れるのが一般的です。ここで診察を行い必要であれば専門医が病院への紹介状を書いてくれます。多くの開業医は予約制なので、連絡をしてから訪れるようにしましょう。
専門医(Specialist)
GPから紹介状が出された場合は、専門医の診察が受けられます。皮膚科、耳鼻科、婦人科、心療内科などほとんどすべての診察、治療が可能です。ただし専門医の診察費用は開業医よりも高くなるケースが多いことは覚えておきましょう。
病院(Hospital)
緊急時に利用されるのは総合病院です。メルボルンには公立病院が10院、私立病院が5院あります。24時間受診が可能で、緊急病棟へ運んでくれます。

メルボルンでは、日本のかかりつけ医のような一般開業医(General Practitioner-GP)、次に専門医(Specialist)、総合病院(Hospital)と段階を踏んで診察、治療を行っています。

症状が軽い場合は、自身で市販薬を購入するのがスタンダードになっているため、クリニックにかかる場合はある程度の症状に進んでいる方が診察を受けに行きます。

そのため、ある程度の待ち時間は覚悟しなければなりません。

病院の場合は費用が安い公立病院は待ち時間が長め、私立病院は早めの対応をしてくれますが費用が高くなることは覚えておきましょう。

オーストラリア・メルボルンの日本語対応病院

オーストラリア・メルボルンには日本語対応病院がいくつかあります。

病気の症状というのは繊細なもので、正しい治療を受けるにはしっかりと言葉で伝えることが大切になります。

日本語が通じる医師やスタッフがいれば、症状をしっかり伝えられるだけでなく、安心感を得ることもできるはずです。

こちらで紹介する日本語対応病院の情報はぜひ覚えておきましょう。

1.Paramount Medical clinic(パラマウント クリニック)

Paramount Medical clinic(パラマウント クリニック)

パラマウントクリニックは、日本人のために開院した日本語医療クリニック(General Practitioner-GP)です。

院内処方されるほとんどの薬は、日本語で服用方法が記載されています。専門医や検査機関での受診が必要な場合でも、同行してくれる通訳の手配が可能です。

学生・ワーキングホリデーの方の診察料は割引になります。

診療科目 一般内科・一般外科・皮膚科・耳鼻科・眼科・婦人科・小児科・心療内科・精神科・各種予防注射・各種健康診断)
住所 Upper Level, Suite 9-1 108 Bourke Street Melbourne, Victoria 3000
医師名 Ms Taeko Sakurai/
連絡先 1800 677 177(日本語フリーダイヤル)
公式サイト 公式サイトを見る

2.Albert Road General Practice(アルバート・ロード ジェネラル・プラクティス)

Albert Road General Practice

Albert Road General Practice(アルバート・ロード ジェネラル・プラクティス)は経験豊富な医師による一般診療から予防接種、男性・女性外来、慢性疾患の管理まで幅広い医療サービスを提供してるクリニックです。

日本語対応スタッフが在籍しており、予約から診察、治療まですべてのサービスを日本語で受けられます。

診療科目 男性疾患・女性疾患・予防接種・予防医療・心の健康・渡航の準備
住所 38 Albert Road, South Melbourne VIC 3205
医師名 ジョシュア先生
連絡先 03-9111-8959
公式サイト 公式サイトを見る

3.Nihongo Iryou Swanston Clinic(日本語医療センター)

Nihongo Iryou Swanston Clinic(日本語医療センター)

Nihongo Iryou Swanston Clinic(日本語医療センター)は、メルボルン市内にある日本語対応のクリニックです。日本人医師が在籍しており、一般診療から健康診断、予防接種まで幅広い医療サービスが受けられます。

とくに留学生や駐在員、観光客の方々が安心できるサービスを行っています。丁寧で親切な対応は評価が高く、予約制を採用しているクリニックです。

診療科目 内科・外科・整形外科・耳鼻咽喉科・小児科・眼科・産婦人科・泌尿器科・皮膚科・アレルギー科・心療内科・精神科
住所 Level 1, 713 Hay St. Perth WA 6000
医師名
連絡先 08 9486 4733/0400 166 533
公式サイト 公式サイトを見る

 

4.Midtown Medical Clinic(ミッドタウンメディカルクリニック)

Midtown Medical Clinic(ミッドタウンメディカルクリニック)

25年以上、オーストラリアで総合診察医(General Practitioner-GP)として医療に携わってきた女性医師が院長を務めるクリニックです。

他の日本人専門家ともスムーズに連会。女性スタッフが中心のクリニックでプライバシーを保ちつつ心身のサポートをしてくれます。

日本の精神科医でもある院長が、メンタルヘルスサポートとしてカウンセリングを提供してくれるのも特徴といえるでしょう。

診療科目 内科・外科・心療内科・精神科・小児科・皮膚科・予防医療・健康診断・ワクチン接種
住所 Level 4/250 Collins St, Melbourne VIC 3000
医師名 Aiko Tiarni Tomita/Mariko Shudo
連絡先 03 8102 5800 (日本語直通。平日の上記診察時間のみ対応)
公式サイト 公式サイトを見る

 

オーストラリア・メルボルンでもし病気になったら

オーストラリア・メルボルンでもし病気になったら、一般開業医(General Practitioner-GP)にかかるのが一番です。

ただしほとんどのGPは予約制であり、すぐに診てもらえない場合があります。

そんなときのために薬局を覚えておくといいでしょう。

また緊急時にはどうしたらよいかも解説します。

現地の薬局と有名な市販薬

現地の薬局と有名な市販薬

Chemist Warehouse Southbankは、オーストラリアの各地に展開しているチェーン店です。

各市販薬に加え、コロナやインフルエンザの検査キットも置いてあるので知っておくと便利でしょう。

Colesは食品なども売っている総合大型スーパーで薬も売っています。場所によっては23時や24時まで営業しているので、夜遅くに具合が悪くなった時のために覚えておきましょう。

市販薬として代表的なものは以下の通りです。

  • Codral(咳風邪に効く風邪薬)
  • Betadine(喉風邪に効くオーストラリアの風邪薬・うがい薬)
  • Sambucol(風邪のひき始めに効くシロップ風邪薬)
  • GAVISCON(胃に不快感・胸焼けを感じる時の胃腸薬・噛む/液体の2種類)

オーストラリア・メルボルンでの緊急時には

オーストラリア・メルボルンで緊急を要する状態になった際の電話番号は000(トリプルスリー)です。

・緊急で医療援助を必要としている
・自分の生命に危険を感じている
・大きな事故や犯罪を目撃

このような場合は000に電話をかけましょう。

メルボルンでは、救急車を呼ぶために約1,000ドルの費用が掛かります。適切な保険に入っていれば支払いが免除される場合はあるので、請求書が届いた場合は自信の入っている保険会社に確認しましょう。

ただ000で呼ぶ場合には英語で伝えなければなりません。

具合が悪いうえに母国語でない言葉で説明するのは、負担が大きいものです。

そんな時におすすめなサービスが海外からでも受診できるオンライン診療サービスです。

もしもの備えには御用聞きDr.がおすすめ

もしもの備えには御用聞きDr.がおすすめ

メルボルンで日常的な医療のサポートを受けたい場合、御用聞きDr.という海外在住者向けオンライン診療サービスがあります。

公式LINEに登録しておくことで、健康維持のサポートに役立つはずです!

ではどんなサービスなのか解説していきます。

【御用聞きドクターの特徴】

・日本語対応
専門知識を持つ日本人医師が対応するので、安心感があります。
・オンライン相談
オンラインで簡単に症状の相談ができます。待ち時間がなく、効率的です。
・日本の処方薬の発送
海外の自宅まで、日本の処方薬を発送いたします!

【御用聞きDr.の口コミ】

 ・メルボルン在住でも、完全に日本語対応の診療を受けられる事実があるだけで、安心感が全然違います。
・留学中に風邪をひいてしまい、不安でしたが、日本の処方薬を素早く届けてもらえたので安心しました。
・体の不調を感じ予約したのですが、余った診療時間で他にも気になる症状についても相談できてよかったです。

オンライン診療の詳しいメリットはこちらの記事で紹介しています!

いざというときの備えに登録している方が多いようです。

御用聞きDr.の公式サイトはこちら

まとめ

オーストラリア・メルボルンで生活を始めるにあたって、最低限の医療情報と保険関連の解説をしてきました。

メルボルンでは保険に入っていない場合、診療、治療が自己負担でかなりの高額になります。

学生の場合は海外留学生向けの医療保険「OSHC」に入ることが義務付けられているので安心ですが、ほとんど予約制だということを理解して待たされることを覚悟していきましょう。

軽い風邪や胃腸の不調の場合は、薬局で市販薬を買うことも選択肢に入れるのも大切です。

また「御用聞きDr.」 のようなサービスを利用すれば、留学生活中の健康管理がより簡単になり、安心して海外生活を送れます。

海外で楽しく、安全に生活していくための医療情報、ぜひ覚えて参考にしてください。